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リレーコラム 草食投資隊、コツコツ前進中!

第11回お金はおっかねーーー?(レオス・キャピタルワークス 藤野英人)

「なあ、ふじのくん、お金ってなあ、おっかねーーんだ」
「ん!怖いってことね……先輩それ、ダジャレ??」
 
というやりとりを最近思い出しました。会社入社当時のことです。
 
「いやふじのくんねえ、ただのダジャレではないんだよ。お金はね、本当に大切だけどキケンなものなんだ。多くのトラブルはお金が絡む。多くの戦争は背景に経済的動機もある。お金はある意味爆弾よりもこわいものかもしれない」
 
 実際にそうなんですよね。資産運用業の仕事をしているとお金の持つ力、大きな正の力を感じますが、一方でそのお金に対する重い責任も感じます。減らさないように細心の注意を払うし、なるべく大きなリターンを取れるように全力を尽くします。もちろん相場は上がったり下がったりするし、そのような株価動向とファンドの成績は無縁ではなく、ファンドは短期的には上がることもあれば下がることもあるわけです。
 
でも、下がることが「おっかねー」ことなのか?
 
 もちろん下がるよりも上がる方がいいに決まっています。でも株式市場は最終的には企業の「価値」に株価がついています。ということは、「価値」以上に株価が上昇をしてしまったら、どこかで下がってしまいます。一方で下がっていても、価格が価値を大きく下回ったらいずれ戻ってきます。要するに「価値」の見極めこそが大事なのです。それが難しいことなんですが。
 
 一方で「おっかねー」ことは何もしないことでも起こりえます。それは「インフレ」です。物価が上昇して貨幣の価値が下がってしまうと、実質的には貧乏になるのです。現金を大事にし過ぎている人にとっては、それは知らないうちに起こってしまいます。これも十分に「おっかねー」ことなんです。
 
 なんでもバランスが大事です。資産の全部を株や債券に振り向けるのはリスクが高くなります。しかし全部現金のまま抱えているのも同等以上にリスクがあることなんです。リスクを完全になくすことは難しいけれど、ある程度コントロールすることは可能です。
 
 我田引水かもしれないけど、草食投資隊で出しているような投資信託も資産の一部でも投資をしていただけると、リスクを減らすことができるかもしれません。投資信託は「お金はおっかねー」と思っている人にこそ、投資をしていただきたい商品なのです。
 


レオス・キャピタルワークス 藤野 英人


 
「運用のプロが教える草食系投資」
渋澤健(著) 中野晴啓(著) 藤野英人(著)
価格: ¥1,620
出版社: 日本経済新聞出版社 (2010/4/24)
単行本(ソフトカバー): 200ページ
 
「30歳からはじめる お金の育て方入門-貯めながら殖やす新しい習慣-」
渋澤健(著) 中野晴啓(著) 藤野英人(著)
価格 : ¥1,512
出版社: 同文館出版 (2013/2/13)
単行本(ソフトカバー): 224ページ


 

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