まとなび 特集

TOP > ファンド情報 > 特集 > 特集詳細

竹川美奈子の「個人型DC」で自分年金!

第5回NISAの影響も!? グッドニュースが続く個人型DC

Dc5_g1
大きく見る
Dc5_c1-2
大きく見る
Dc5_g2
大きく見る

 確定拠出年金が導入されたのは2001年です。導入当初は企業型確定拠出年金(企業型DC)に比べて、商品の品ぞろえやコスト(運用管理費用)の面で見劣りすると言われた個人型DCですが、10年以上を経て、徐々に改善がすすんでいます。
 
 第3回「選択する金融機関によって口座管理料や品揃えには大きな差がある」では、金融機関を選ぶポイントとして、以下の3つを挙げました。
 
(1)口座管理料(継続的にかかる手数料)
(2)商品の品ぞろえ
(3)投信の保有コスト
 
 これまでは、
(1)の口座管理料の安さでいえば、スルガ銀行、SBI証券
(2)(3)の低コストインデックスファンドの充実度でいえば、琉球銀行、岩手銀行
が有力候補という流れでした(図1参照)。本当は図の左下に当てはまる金融機関があればベストなのですが…。
 


野村証券が低コストインデックスファンドを追加


 そんな中、今年(2013年)は大きな動きがありました。
 1つは野村証券が各資産クラスにおいて低コストインデックスファンドの取り扱いを開始したことです。
 
 表1をご覧いただくとわかるように、日本株式や先進国株式・債券に投資するインデックスファンドの運用管理費用(信託報酬)は年0.2%程度。また、新興国株式・債券のインデックスファンドについても、運用管理費用は年0.5%台です。
 
 これらは従来、琉球銀行や岩手銀行が扱っていた商品(運用は野村アセットマネジメント)なのですが、同グループの野村証券では取り扱いがありませんでした。それが今回追加されたわけです。野村証券の個人型DCでは、セブン銀行の定期預金やMMF(マネー・マネジメント・ファンド)などもそろっているため、品ぞろえはグンと充実しました。
 
 ただ、野村証券の口座管理料は月496円(年5952円)。琉球銀行月539円(年6468円)、岩手銀行月562円(年6744円)よりは安いものの、スルガ銀行やSBI証券と比べると高い点はデメリットになります。それでも、第一号被保険者で拠出額の多い人や、企業型DCからまとまった金額を個人型に移管して運用を継続する人にとっては有力な候補になるのではないでしょうか。
 


SBI証券は「EXE-iシリーズ」を追加


 もうひとつのニュースは、SBI証券がグループのSBIアセットマネジメントが運用する「EXE-i(エグゼアイ)シリーズ」を追加したことです(8月5日から、追加されたのは表2の5本)。これまでSBI証券は、口座管理料は安いけれど、新興国のインデックスファンドの取り扱いがなく、他の資産クラスのインデックスファンドの運用管理費用(信託報酬)も高めと、品揃えがいまひとつでした。これで、ようやく比較的低コストな投信が加わったことになります。そして、新興国株式やグローバル中小型株などにも、投資できるようになりました。
 
 EXE-iはインデックスファンドではなく、ETF等に投資をするファンド・オブ・ファンズ形式の投信。インデックスファンドではありませんが、運用についてはパッシブ、指数に連動する運用を目指した投信です。
 
 もっとも、SBI証券はどの資産クラスでも低コストというわけではありません。野村証券や琉球銀行のほうがほぼすべての資産クラスで低コストなインデックスファンドが購入できます。また、「EXE-iシリーズ」は2013年5月に設定されたばかり。まだ決算を迎えていないため、運用管理費用(信託報酬)以外の経費も含めた実質的なトータルコストがどの程度になるかはわかりません。
 
 ただ、EXE-iシリーズが加わったことで、口座管理料の安さに加えて、品ぞろえがよくなってきたことは事実です。
 
 今年(2013年)は、個人型DCでよいニュースが続いています。NISA(少額投資非課税制度)効果もあるのでしょうか!? これから個人型DCを始めようと思っている方にとっては朗報だと思います。
 


金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術
竹川 美奈子 (著)
価格: ¥1,620
出版社: かんき出版 (2013/1/9)
単行本(ソフトカバー): 192ページ
 
株、投信を買うなら必見!税金がタダになる、おトクな「NISA」活用入門
竹川 美奈子 (著)
価格: ¥1,512
出版社: ダイヤモンド社 (2013/7/26)
単行本(ソフトカバー): 168ページ


 

竹川美奈子の「個人型DC」で自分年金!

「最新のテーマ・タイトル」

新規登録
はじめての方
保有するファンドや気になるファンドを登録して自分だけのポートフォリオをつくってみましょう!
「投信まとなび」では投資信託のランキングを様々な角度からご紹介!