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第7回為替の影響

201008
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円高・米ドル安または円安・米ドル高など、為替相場の動向が新聞の一面やトップ・ニュースになることがあります。為替相場は投資信託にどのような影響を及ぼすのでしょう。
 
為替変動の影響を直接的に受けるのは、外国の資産(株式、債券、不動産投資信託など)に投資している投資信託です。国内の資産に投資している投資信託は、直接的には影響を受けません(ただし、為替相場の変動が業績に影響する日本企業の株式等に投資している投資信託は、間接的に影響を受けると考えられます)。
 
例えば、円高・米ドル安になれば、円の価値が上がり、米ドルの価値が下がることになりますので、米ドル建ての資産はその資産自体の価値が変わらなかったとしても、日本円に換算すると目減りしてしまいます。一方、円安・米ドル高では、逆に日本円に換算すると価値は上昇します。
 
つまり、外貨建ての資産を円に換算して価格を評価すると、本来の資産価格の値動きに加えて、為替変動の影響が加わるため、現地の通貨(前述の例では米ドル)建てで評価するよりも値動きが大きくなります。外貨建て資産に投資している投資信託は、外貨と円の為替変動の影響を受けています。※1
 
この図は、為替の影響について、米国の株式と米国の債券で表したものです。横軸に値動きの大きさを示すリスクを、縦軸に収益率を示すリターンを置いています。この期間では、現地の通貨(米ドル)よりも円に換算した方が、リスクが高まりました。なお、この期間は円高ドル安が影響し、外貨(米ドル)建て資産を円に換算してみると資産価格が目減りしていたため、リターンが低下していました。※2
 
 
※1:為替変動の影響を抑制するため、為替ヘッジという手法を用いている投資信託もあります。ただし、通貨選択型と言われる投資信託では、“ヘッジ”という言葉を使っていても新興国通貨などの為替変動の影響を大きく受けるものがあります。この種の投資信託の購入を検討するときには、実質的にどの通貨の為替変動を受けているか、また、その通貨の為替レートの動きを確認して、その値動きにご自身が耐えられるか確認するようにしましょう。
 
 
※2:このグラフは実際の特定の金融商品を指したものではなく、指数データを用いた仮想の運用収益です。また、投資にかかる費用や税金は考慮しておりません。


 

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