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リレーコラム 草食投資隊、コツコツ前進中!

第1回セゾン投信・中野晴啓、襷(たすき)をかけてスタート!

 今回からリレーコラム「草食投資隊、コツコツ前進中!」が始まります。3人が日頃感じていること、思うことから活動レポートまで徒然なるままに、楽しく襷(たすき)を回して続けていきたいと思います。投信まとなびに集う賢明なる投資家の皆様!これから草食投資隊をどうぞ宜しくお願いいたします。
 


 独立系投資信託会社をおのおの率いる3名が、「草食投資隊」なる珍妙なネーミングのトリオを結成したのはちょうど3年前です。3名で「運用のプロが教える草食系投資」(日本経済新聞社刊)を共著したことがきっかけで、じゃあ本の販促も兼ねてセミナーして廻ろう!という軽いノリで始まった活動でした。
 
 以来3年間に、北は北海道北見から南は沖縄まで全国各地で70回近くのセミナーを積み上げて、継続は力なりと言いますが最近ではけっこう知名度も上がって、昨年からは東京証券取引所が個人投資家に長期投資を促す活動である「東証+YOU」全国キャラバンに3名が講師として個々に全国を廻るようになり、長期投資と言えば「草食投資隊」とブランド価値もメキメキと上がって来ているようです(笑)。
 
 草食投資隊の3名とは、コモンズ投信の渋澤健さん、レオス・キャピタルワークスの藤野英人さん、それにセゾン投信の小生で、まずは各々が当該投信会社の創業者である!という共通項があります。そして更なる共通項は長期投資という運用理念であり、3つの投信会社はいずれも、本格的な長期投資ファンドを日本に根付かせたいとの思いを実現させるため、チョクハンという事業モデルにこだわっているのです。
 
 チョクハンとは直接販売のこと。つまり自らが設定した投資信託を証券・銀行などの販売金融機関に卸すのではなく、投信会社が自ら投資家に販売するスタイルです。そう、農家がお米や野菜を自分で売っている「産地直送」の投資信託版ですね。
 
 もちろんこうした共通項が在ればこそ、3名共著本も世に出たわけですが、3つの会社は投資信託会社として言わばライバルでもあるのです。それを敢えて3名が一緒になって全国の生活者にメッセージを伝えて歩くことには大きな意義があると考えています。
 
 それは長期でゆったりとお金を実体経済の中で働かせながら育てて行くのが長期投資の基本的考え方ですが、既存金融業界は決してこの長期投資の本質を伝えようとはしないし、これからもそのスタンスは変わらないと思うからです。
 
 私たち3社は既存金融業界のヒエラルキーには属さない独立系運用会社ですが、その立ち位置は既存ヒエラルキーに対するレジスタンスの示現でもあります。つまり既存金融業界がこぞって蔑ろ(ないがしろ)にしてきた、日本の生活者ひとりひとりの将来に向けた財産作りに真っ直ぐに取り組む長期保有型投資信託の提供、というアンチテーゼ的理念の意思表示なのです。
 
 日本の金融業界を代表する有名大手証券・銀行の価値観への真っ向勝負ですから、小さな独立系3社は「三本の矢」となって、日本の生活者のお金の流れを変える投信革命に挑む三銃士!と言ったらカッコ良すぎですね(笑)。
 
 前述した通り、我が国には未だ長期投資が定着していません。それ以前の問題として、日本に今ある4000本を超える公募投資信託の平均保有期間はたったの2.3年と、2年ちょっとでお金が一回転している実状に鑑みれば、既存の業界下では10年・20年・30年という時間軸で長期運用を実現させることは、ほとんど不可能と言わざるを得ません。
 
 草食投資隊はそうした長期資産育成を生活者が実践することで、将来の経済的自立を果たすことが可能となり、且つ投資信託を使ってそれが実行出来れば、少額からでもコツコツ積立投資によって1億2800万人の我が国生活者誰でもが、自立した人生創りに向けて行動出来る!と確信を持っています。
 
 生活者の自立の為の長期資産育成を叶える本格的長期投資ファンドの実現に向けて、ひとりでも多くの長期投資家をこの国に増やして行こうと、草食投資隊はこれからもトリオでの活動を続けてまいります。
 

セゾン投信 中野晴啓


 
「運用のプロが教える草食系投資」
渋澤健(著) 中野晴啓(著) 藤野英人(著)
価格: ¥1,620
出版社: 日本経済新聞出版社 (2010/4/24)
単行本(ソフトカバー): 200ページ
 



  • 本文内のリンクは各運用会社が運用する代表的な投資信託の「投信まとなび」のデータ頁です。

 

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