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父から娘への投資講座(投資信託編)

第2回どの株式投信を選んだらいいか?②

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「エーと・・・インデックス・ファンドアクティブ・ファンドの違いをウチの娘にわかるように説明するには、どうしたらいいかな…。なにせアイツは数学が苦手だし、経済にも疎いし…。」
 
ピン・ポ~ン!(ほーら、帰ってきたみたい)
 
「パパ、ビール買ってきたよ!…といっても、発泡酒だけど。」
 
「おまえ意外とケチだな。そーいう奴は、もしかして投資家に向いているかも…」
 
「…??」
 
「ビールと発泡酒はビミョ―に違うけど、ビールだと思って飲めばビールを飲んだ気持ちになるだろ。その割に値段はずっと安い。これを“バリュー”(お買い得!)というのだ。だから巷では不景気なこの頃、発泡酒が売れるわけ。わかる?」
 
「ニャルホドね~…。他にも、そーいう例があるのかな?」
 
「あるある。例えばユニクロだ。景気が悪いと財布の中身がさびしくてブランド物の高額商品は売れずデパートはどこも苦戦しているが、機能的な衣料品をお買い得な価格で売っているユニクロは売上高が前年比3割アップで絶好調だ。このニュースが発表された10月5日は、ユニクロを展開しているファーストリテイリングの株価は13%も上がった。」
 
「で、パパはその株を買っておいたのでド~ンと儲かったわけ?」
 
「…。う~ッ、そこで突っ込みを入れるな。あらかじめ買っておいて儲かっていたら、いまごろ発泡酒じゃなくてビールを飲んでいるはずだ…。」
 
「なーんだ。乗り遅れたんじゃん。元ファンド・マネジャーとか言っても、先見の明がないのね~。」
 
「あのねー。パパは神様じゃないんだから、何でもピタリと当るわけじゃないのよ。」
 
(だったら話を聞いても無駄かも…。やっぱ、帰ろーかな)・・・と、しばし沈黙。
 
「ここがポイントだ!こういう風に予想外のニュースがたちどころに株価に反映することを“効率的市場仮説”と言うんだ。」
 
「それって、パパの仮説?」(だったら、あんまし権威ないかも…)と疑いの眼。
 
「この仮説を展開したのはシカゴ大学のユージン・ファマ教授たちだ。」
 
「シカゴのユージン…?その人、パパの友人?結構、交友範囲が広いのね。」
 
「アホッ!“ユージン”はファースト・ネーム。Eugene Famaといって金融経済学の実証分析では第一人者として世界的に有名な学者だ。」
 
「へェ~、そんな偉い先生なんだ…。で、それが投資信託となんか関係あるの?」
 
インデックス・ファンドアクティブ・ファンドの違いは、“効率的市場仮説”が現実の証券市場でも成り立っているか、という金融経済学の根本問題に関わっているんだ。」
 
「なんか難しそうなんで、もう少しシロウトにも解りやすく説明してくれない?」
 
「シロウトも、“知ろうと”努力で、知恵がつく・・・。なーんちゃって!」
 
「オヤジっぽいダジャレ言ってないで!」
 
「じつは、それほど難しい話じゃないのよ。アレッ?? 発泡酒もう飲んじゃったか!じゃ、次は焼酎。」
 
(・・・うちのパパ、ガソリン入れないと話がスタートしないみたい)
 

(続く)


 

父から娘への投資講座(投資信託編)

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