第1回どの株式投信を選んだらいいか?①
ある夏の暑い日、久しぶりに25歳になる娘が訪ねてきました。彼女は大学を出て就職して1年目です。
娘:「パパ、このあいだ初めてボーナスもらったよ。景気が悪いのでいつもより少ないらしいけど、私にとっては初めてだからね。やっぱ、うれしーッ!」
父:「おー、そうか。おめでとう。そーいうときは、だいたい世話になった親になにかプレゼントするもんだがな~」
娘:「……(絶句)。」
父:(あ、こいつプレゼントする気はないらしい。…とすると、今日訪ねて来た目的は、もしかして、まさか小遣いをねだりに来たんじゃないだろな。やな予感…)
娘:「で、そのボーナスなんだけど、将来に備えて貯金とかしようかな~と思ってさ」
父:(お、そうきたか!なかなかいい心がけ!)
娘:「でもさ、この頃銀行預金じゃ利息が低いじゃん。で、大学時代の親友で証券会社に勤めているA君に聞いたら、投資信託がいいよって勧められたわけ。」
父:「ふん、ふん。なるほど。」
娘:「ところが、いろいろパンフレットもらったんだけど、あたしにはサッパリ??? というわけで、昔、株のファンド・マネジャーをやってたというパパに聞いてみようと思ったわけ。で、どのファンドが値上がりするか教えてもらおうと思って。」
父:「……(絶句)。」
娘はA君から貰った10種類くらいの株式ファンドのパンフレットを、食卓の上にドサッと置いた。
娘:「ねえ。来年あたりまでにド~ンと値上がりするファンド、ずばり、どれがお薦め?」
父:「アホッ!それがわかれば、苦労はせんわい!」
娘:「…?エッ?パパでもわかんないの?」
父:「あたりまえじゃ。」
娘:「じゃ、帰ろかな…」
父:「ちょい待ち。イロハから教えてやるから、パパの話を聞いてからにしなよ」
娘:「イロハ?」
父:「株式の投資信託にはイロイロあるので、まずはその見分け方のイロハだ。」
娘:「じゃ、聞いていく。」
父:「おっと、アドバイス料はタダじゃないぞ。そこのコンビニでビール買って来い。まずはインデックス・ファンドとアクティブ・ファンドの違いから教えてやる。」