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今月の一枚

第3回オファード・レートとビッド・レート

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今月の1枚は、為替レートについてです。
テレビのニュースでアナウンサーが「今1ドル94円15銭から20銭で取引されています」
などと伝えるのを聞いたことがあると思います。
 
ここで質問です。
1ドルは94円15銭で買えるのでしょうか? 1ドル94円20銭で買えるのでしょうか?
なぜ、1ドルの値段が円では2つあるのでしょうか?
 
例えば中古コンピュータショップ(A店)に中古コンピュータを買いに行ったら、値段は「10万円」のように1つです。
もしも、値段が「9万円9000円」と「10万円」の2つあったら? 
誰も10万円で中古コンピュータを買いませんよね。だから、値段は1つなのです。
では、別のB店に行ったら、同じ中古コンピュータを「8万5000円」で売っていたとしら…
B店で買いますよね?
 
逆に、私がコンピュータを持っていたとして、このコンピュータを売りたいとしましょう。
C店は、このコンピュータを「5万円」で買いたい、D店は「4万円」で買いたいと言っています。
当たり前ですが、私はC店でコンピュータを売りますよね?
 
実は為替レートも中古のコンピュータの売り買いと同じで、
「ドルを買いたいときにドルを売ってくれる値段」と、「ドルを売りたいときにドルを買ってくれる値段」
を表示しているのです。
 
実際の例をごらんください。
図は2009年8月26日11時20分の東京外国為替市場のドル/円のレートです。
「94円00銭~05銭」とあります。
安い方の「94円00銭」はドルの買い手が提示するレートでビッド・レートといいます。
あなたがドルを売りたいときには「94円00銭」で買ってくれるということです。
 
高い方の「94円05銭」はドルの売り手が提示するレートでオファード(アスク)・レートといいます。
あなたがドルを買いたいときには「94円05銭」で売ってくれるということです。
 
外国為替市場には多くのプロのマーケット参加者がいて、
参加者の中で一番高くドルを買うレートがビッド・レート、
一番安くドルを売るレートがオファード・レートとして表示されます。
コンピュータの例でいうと、中古コンピュータショップの中で
コンピュータを一番高く買ってくれる値段(C店の5万円)がビッド・レート、
一番安く売ってくれる値段(B店の8万5000円)がオファード・レートです。
 
個人投資家が実際に銀行などの金融機関で円をドルに、ドルを円に交換する場合は、
各金融機関で手数料が上乗せされたレート(TTS、TTB)が適用されます。
通貨を交換する場合には、自分にとってより有利なレートを提示する金融機関を選択した方が得になる、
ということです。


 

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